茅葺き屋根改修工事のお話[1]
お彼岸が過ぎたら一気に寒くなりました米沢です。
9月1日から始まりました“茅葺屋根改修工事“も、いい感じに進んでおります。
既存の茅はそのままでその上から住宅と同じトタンをかけていきます。

赤丸⭕️の部分は“煙出し“と言って、囲炉裏の煙を出していた部分になります。
この部分を撤去し、この中の棟木から束を立てて、棟木を立てていきます。
この中の様子は別の時にでも、ご紹介しますが、屋根裏です。しかも、煤だらけなので真っ黒です。
ここからが前半戦の肝です。

棟木と隅木の位置決めです。ここが狂ってしまうと全体が狂ってしまうため、慎重です。
しかも、現代の住宅とは違うため、専門の道具など便利なものはありません。
職人の勘と水糸、水管 これだけを頼りに仕上げていきます。
なので、この工事が出来る職人が減っています。
と、今回はこの辺までとしましょう!
まだまだ続きます🙌
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊
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